著者: Dulguun M.

編集: Leoni A.
翻訳: Yuki N.

本での生活は時にとても高くつき、学生生活とその費用のバランスを取るのは大きな負担になることがあります。平均すると、学生は食費だけで週に約5,000円から20,000円を使っています。この金額は、卵や野菜、肉などの基本的な食品の価格が着実に上がり続けているインフレによって年々増加しています。

それでも、週3,500円だけで1日3食の健康的な食事をとることは可能です。このガイドに従えば、注意深く買い物をし、自炊をすることで、バランスの取れた食事を組み立てることができます。


基本の節約戦略

大切なのは、安価で栄養価の高い食材を優先し、できるだけ安いお店で購入することです。学生におすすめのスーパーを2つ紹介します:

  • 業務スーパー(Gyōmu Super)大容量の商品や輸入食品が多く、安くて量の多い商品が揃っていることで有名。節約志向の買い物客に人気です。

ビッグ・エー(Big-A):野菜や果物などの生鮮食品、パッケージ食品が安価で手に入ることで知られており、一部の店舗にはベーカリーも併設されています。

これらの店舗で期待できる一般的な価格帯(2025年時点)は以下の通りです:

品目 価格帯(円)備考
400–800 0.5~1kg袋、または電子レンジ用パック
120–180 (6個入り)180–230 (10個入り)
豆腐100–1201丁あたり
鶏もも肉・ドラムスティック78-100100gあたり
キャベツ・にんじん・玉ねぎ・ねぎ合計500–700 1週間分
バナナ/りんご200–400
牛乳130 (低脂肪) – 200 (成分無調整)1リットルパック
食パン105–120(8枚入り)
基本調味料合計400–600醤油・味噌・油(まとめ買いがオススメ!)

例えば、業務スーパーでは2kgの米が約1,350円で売られています。

すべてを週3,500円の予算に収めると、以下のような内訳になります。

品目価格(円)
米(1kg、電子レンジ用)500
卵(10個入り)200
豆腐(2丁)240
鶏肉(600g)480
野菜(詰め合わせ)600
果物300
食パン(8枚切り)110
牛乳(1L)200
調味料・油(按分)200
       Total3,330

1日の食事プラン
この予算を守るためには、同じ食材をいろいろな形で使い回すことが大切です。以下は現実的な例です:

朝食

  • ご飯、味噌汁、目玉焼き
  • 食パン、牛乳、バナナ
  • ご飯+豆腐+醤油


昼食

  • 前日の夕食の残り(カレー、炒め物、鍋を小分けにしたもの)
  • おにぎり(ふりかけや肉・魚入り)
  • 野菜炒め+ご飯

夕食

  • 1~2日目:鶏肉の野菜炒め(キャベツ・にんじん・玉ねぎ入り)
  • 3~4日目:魚+ご飯+味噌汁+豆腐のおかず
  • 5~6日目:チキンカレー(じゃがいも・にんじん入り)
  • 7日目:鍋(野菜・豆腐・肉入り)

この食事プランは必要な栄養素をしっかりカバーしています。卵・豆腐・鶏肉・魚はタンパク質を、米やパンはエネルギーを、野菜や果物はビタミンと食物繊維を補います。

!節約のコツ!

  • 100gあたりの価格を確認する:本当のお得さを見極めるには必ず100g単価で比較しましょう。

!さらに節約&工夫のポイント!

  • お米は100gあたり80円以下を目安に購入:カロリーあたりのコスパが最大化できます。
  • タンパク質は卵と豆腐が最強:安くて安定したタンパク源です。
  • 旬の野菜を選ぶ:価格は季節で変動するため、旬の野菜が常に割安です。
  • 献立に変化をつける:同じ食材でも調理法を変えて飽きない工夫をしましょう。
  • 値引きを狙う:多くのスーパーでは夕方7時頃から生鮮食品や総菜が割引されます。
  • まとめて調理をする:カレー、炒め物、鍋などを多めに作れば、時間もお金も節約できます。


まとめ

決して簡単ではありませんが、週3,500円で生活することは可能です。そのためには、計画的な買い物、まとめ調理、そして節約意識を持つことが欠かせません。本記事がTIUの学生の皆さんにとって、自律心を養い、健康を損なわずに家計管理のスキルを高めるきっかけとなれば幸いです。

コストを抑え、食材を工夫して使い回すことで、節約になるだけでなく、持続可能で自立した生活を実践できます。これらの習慣は、学生生活を終えた後もきっと役立つことでしょう。

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