著者: Kotomi T.
編集: Yukinobu N.
翻訳: Natsumi K.

はじめに

勉強中に音楽を聴くことについて、様々な見解があることはご存じでしょうか。進学情報サイト「#高校生なう」の全国の高校生と大学生300人を対象とした調査によると、勉強中に音楽を聴いている人の割合は約65%という結果でした。それではTIU生の勉強と音楽の関係について見てみましょう。

勉強と音楽

まずはじめに、勉強中に音楽を聴くことについて東京国際大学の学生18名(Jトラック生11名、Eトラック生7名)にアンケート解答協力をしてもらいました。

はいいいえ
Q勉強中に音楽を聴きますか?66%(12人)34%(6人)

一般的な勉強中に音楽を聴いている人の割合とほとんど同じであることが分かります。ここからさらに詳しく見てみましょう。

・「はい」と答えた方への質問の結果

Qなぜ勉強中に音楽を聴くのですか?(一番当てはまるもの)

リラックスできるから勉強に集中できるから音楽が好きだから
Jトラック生
Eトラック生

Qどんなジャンルの曲を聴きますか?

ポップスクラシック自然音その他(洋楽)
Jトラック生50%33.3%0%16.7%
Eトラック生100%0%0%0%

「はい」と答えた方の理由として、リラックスと音楽がただ好きだからという選択肢が多く選ばれました。またジャンルもポップスがJトラックEトラック生ともに票が多く集まりました。Jトラック生の中にはクラシックや洋楽を聴く学生もいました。

(2行だけ空ける)

・「いいえ」と答えた方への質問と結果

Qなぜ勉強中に音楽を聴かないのですか?

環境音で十分だから勉強に集中できないから
Jトラック40%60%
Eトラック0%100%

音楽を聴かないで勉強すると答えた学生の理由の半数以上の割合を占めたのは「勉強に集中できないから」でした。

音楽が勉強に与える影響

勉強中に音楽を聴くことはどのような影響を持つのでしょうか。一般的には無音の状態だとパフォーマンスが下がったり、気が散りやすくなると言われています。そのため勉強をする時に音楽を聴くことでモチベーションが上がったり、集中力を高められたり、リラックスができるといえます。そして音楽を聴きながら勉強だけでなく、その他の単純作業でもパフォーマンスを挙げられたり、最近ではひらめきの促進にも役立つことが証明されています。また、選曲については勉強をするときの自身の状態によっても分けると効果が高まるでしょう。例えば、気分がのらない時に勉強しなければならないときはテンションが上がるアップテンポな曲を聴いたり、逆に落ち着いたいときはクラシックを聴いたりということが挙げられます。

一方で、勉強中に音楽を聴くことによってあまり良くない影響を与える場合もあるようです。例えば文字を読んだり、暗記ものをしているときに歌詞がある曲を聴くとその歌詞につられ、記憶することが難しくなることがあります。またはお気に入りの曲を流すとそのメロディーが頭に流れてしまい集中できないこともあります。このように音楽を勉強中に聴くことによって、マイナスな影響を及ぼす場合があるようです。

最後に

今回勉強と音楽をテーマにアンケートを行ったところ半数以上のTIU生が勉強中に音楽を聴くと答えました。しかし勉強をするときに音楽を聴くことが正解というわけではなく、人によって勉強をするときの環境づくりは異なることが読み取れました。

いかがでしたでしょうか。これから試験、資格取得などに向けた勉強をする機会がある方がいると思いますが、ぜひ皆さんそれぞれにあった学習環境を見つけてみてください。

本アンケートに回答してくださったTIU生の皆さん、ご協力ありがとうございました。

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