E-Plazaで初めてのバーチャルHalloweenパーティー 

著者:Tin D.
編集者:Tin D.
翻訳者:Tin D.

誰か「Spooktober」って言った?

10月下旬、私を含む多くの学生が中間試験に臨んでいました。課題もストレスも少しずつ溜まっていきました。しかし、とある大切な季節のイベントの時期でもあったのです。「Spooktober」(怖い=Spooky・十月=October)の終わりが近づき、ハロウィンが訪れる時期でした。

皆が少しでも忙しい生活から抜け出せるように、E-Plazaの素晴らしいスタッフの方々は例年のイベントの一つ、ハロウィンパーティをZOOM開催することにしました。イベント中の2時間、ゲームやアクティビティなどは出入りが自由であり、各ゲームはそれぞれのブレイクアウトルームにて行われました。こんなことを言っている私ですが、全てのイベントに直接参加することはできませんでした。ですが、この記事では行われた全てのアクティビティを紹介しますのでご安心ください。

以下がこのイベントで行われたアクティビティです!


借り物競走

借り物競争は、参加者がすぐそばにある物を探し、皆とシェアするアクティビティです。多く集まれば集まるほど、より多いポイントが獲得できます。例えば、「教科書」が求められたら部屋にある教科書を取って、パソコン画面の前に見せることです。私は同時にあったピクショナリーというゲームに参加していたため、こちらに参加できませんでした。しかし、少しだけ覗いてみたら、野菜を抱えている参加者が数人いました。どうやら、皆さんは健康的な生活を送っているようですね。

ピクショナリー

使ったオンラインソフト

このゲームでは、参加者は画面に表示される言葉(もちろんハロウィンに関するもの!)に従って一人一人順番に絵を描いて、残りの人に答えを当てさせます。ポイントシステムもありましたが、正直言うと、皆はただ楽しんでいました。皆は一生懸命マウスで絵を描いていて、何の絵なのかを当てることに必死でした。私の順番が回って来た時、【抽象】という言葉が出てしまいました。しかし私の絵は素晴らしく抽象的に描かれていましたが、誰もポイント獲得できませんでした。ちなみに、正解を早く当てれば当てるほどよりポイントが多く取れるんです。

No cringe コンテスト

(cringeとはドン引きに似ている意味)

私はこのゲームに参加しませんでしたが、恐らく、参加者が変顔をしたり、一風変わったことをして、観客の笑いを取り、ドン引きさせないようにするコンテストです。私が参加しなかった理由はシンプルにドン引きされたら傷ついてしまうからです。しかしきっと参加していたら楽しかっただろうなと思いました。

Granny’s House (ババの家)

プレイしたゲーム

E-Plazaインターン生は 「Granny’s House」というゲームを実施してくれました。参加していた私の友達によるとチームメイトと協力して【ババの家】から脱出するゲームのようです。

お化け屋敷

【ババの家】体験はできませんでしたが、お化け屋敷は体験できました。バーチャルのお化け屋敷。動画で他人がお化け屋敷を体験しているのを観賞するのです。個人的にはあまり怖くありませんでしたが、世界中のお化け屋敷が体験でき、面白かったです。

怪談

私は怪談を話すのが苦手なので、ほとんど聞く側でチャットボックスを通じて感想を伝えました。もちろん、怪談だけではなく、自分の経験をシェアするコーナーなどもありました。

ビンゴゲーム

ビンゴゲームもありました。各ボックスにハロウィンやE-Plazaなどに関係する言葉が埋まっています。イベントが終わりに近づいてきた頃に、ビンゴゲームを実施し落ち着いた雰囲気で終盤を迎えることができました。

コスチュームコンテスト

ついに待ちわびた最後のアクティビティですが来ました。当イベントの前に、参加したい人はコスチュームを着た自分の写真を提出し、主催者はトップ3を決めます。また、イベント当日に仮装するコスチュームコンテストもありました。軽いメイクアップやハロウィンっぽい服装で登場した人が多い中、全力で仮装をした人もいました。ある参加者はヒーローアカデミアで登場するトガヒミコというキャラに仮装していました。すごくかっこよかったです。

赤ずきんちゃん・コンテストの優勝者

感想

通常であれば学内で行われる行事をコロナ事情のために変則的に行った、E-Plazaスタッフはよくやったと思います。

イベントはすごく楽しかったです!常に約30人の参加者がイベントに集まっていました。一部の参加者は顔を見せませんでしたが、楽しさとハロウィンの雰囲気でとても充実していました。

キャンパス内で開催されてもきっと良いイベントになったと思いますが、このオンラインイベントは自分が思っていた以上に素晴らしいパーティーで、素晴らしい人々に出逢えました。

今後のイベントも楽しみにしています!

異文化と友情のスキルの探求:フレンドシッププログラム(アビゲイル先生に聞く)

著者:ことこ
編集者:Tin D.
翻訳者:ことこ

フレンドシッププログラム

「フレンドシッププログラムは友達を見つける行事ではありません。友情を育むことについてなの。」

今秋東京国際大学では、新しい体験と可能性に溢れるプログラムが誕生しました。「フレンドシッププログラム」は、コロナ禍で留学に行けない学生のために、アビゲイル先生が主催したオンライン企画です。この記事ではアビゲイル先生と先生のこのプログラムへの思いに着目します。


アビゲイル先生について

アビゲイル・カーリガン先生はミシシッピ州で生まれ育ち、2019年8月に来日しました。その後は東京国際大学で2年間教員を務めており、今学期はE-trackでは学術作文、J-trackでは英語を教えています。

フレンドシッププログラムの目的は異文化間の交流と情報交換です。約1300人の外国籍学生が当大学に所属している為、日本人学生と留学生が友情を育むことで国際化に適応するための知識や経験を獲得することにこのプログラムの意義があります。


先生の動機は?

アビゲイル先生がこのプログラムを立ち上げた背景には、先生の教えていた学生が感じていたコロナ禍による不自由さがありました。春学期のオンライン授業が始まった当初、学生たちは本年に留学予定だったはずなのにコロナ禍で行けなくなってしまった人、そしてTIUに入学したが、入国できないために母国で授業を受けている人がたくさんいました。そこでアビゲイル先生はお互いが交流できる機会を作ればいいという事に気がつきました。交流に熱心な生徒同士をかけ合わせることで多様なコミュニケ―ションの時間を作ろうと思ったのです。


手順

プログラムの手順は至ってシンプルです。学生は申請書のいくつかの項目に答えて提出するだけです。応募フォームをまとめたあと、プログラムチームは書いてある興味・関心を基に学生をマッチングします。マッチングした学生は異なるバックグランドを持っている2人か3人のグループになります。グループが決定した後、チームはそれぞれのグループにミーティングへ有効なURLを送ります。こうやって、参加者たちはお互いの情報を送らずに安心して、話し合えるのです。

このプログラムで、アビゲイル先生はE-trackとJ-trackの生徒に会話を通して、友情のスキルを身に着けてほしいと願っています。

「私たちは参加者が学期末までに親友を作れるとは約束できません。しかし、友情を育む能力を育てる機会を与えることができます。友情を育む能力とは、礼儀正しさ、好奇心旺盛な会話や互いの文化の交流を通じて友情と優しさを示せる力です」

このプログラムの応募期限は過ぎており、初回のイベントはすでに始まっています。しかし、先生のチームは来春の開催についても前向きに検討しているので、ぜひ今後の情報に期待していてください。


著者より

アビゲイル先生はとても優しく、私の言語ミスをフォローしてくれました。そして、先生はプロの友達紹介エージェントのような風貌で私に接してくれました。私は先生の「初めは友達になると思わなかったが、今友達になっている人がいるという経験は誰もが持っていると思う」という言葉が印象に残っています。アビゲイル先生が将来開催するプロジェクトの成功を祈っています。

アビゲイル先生のもう一枚の写真

なぜ日本でのバイトは「容易」なのか?

著者:Hang
編集者:Tin D.
翻訳者:ことこ

外国にいながら留学生として生活していると、経済的に悩む人もたくさんいます。経済的独立のため、支弁者と分担で支払いをするため、経験を積むため、新しいことを学ぶため、理由のいかんに関わらず、留学生はアルバイトをしており、日本人スタッフと仕事している光景は稀ではありません。留学生が働くことで国の経済に貢献するだけではなく、留学生本人の家庭を経済的に手助けすることにも役立ちます。まさに、学生にとっても日本にとっても利点がありウィンウィンと言えます。

留学生は様々な動機をもって来日し、みなさんはTIUに入学したのですね。実はあなたはアルバイトがしやすい環境にいるのです。知っていましたか?


理由は下記の通りです (個人)

1. 沢山の求人で溢れかえっているから

日本はサービスの国です。国内総生産(GDP)の大きな部分はサービス産業によって占められています。特に観光業は民間の消費が多く、テクノロジーや機械に取って代わられつつある第一次、第二次産業を追い越し、多くの雇用機会を生み出しています。ホテルのサービス、レストラン、教育業界において、人間による労働は機械よりも未だ価値があります。更に、少子高齢化に基づく国内の人手不足により、各企業は外国籍の労働者を雇い、これを補おうとしているのです。

そのため、留学生はビジネス経営者にとっても国にとっても大きな貢献をしていることになります。

他国の職不足や競争率の激化、そして低賃金労働問題とは異なり、日本のアルバイトは常に募集がかかっており、そしてそれに見合った報酬が貰えます。あなたの生活費は週28時間フルで働いていなくても、バイトのお給料で十分かもしれません(もちろん無駄遣いしない場合)。やる気さえあれば、アルバイトはすぐに見つかります。

2. 初心者歓迎が多い

日本人は高校入学後からアルバイトをすることができます。義務教育を終えたばかりの人たちに果たして職場での経験はあるのでしょうか。ほとんどありません。日本でのアルバイトは初心者歓迎の所が多いのです。つまり、誰でもできる。ということです。アルバイトとして入社したなら、職場のメンバーが仕事を丁寧かつ最善な方法で教えてくれます。それが、日本における長年の慣習なのです。

高校初年度から高学年までに職場経験があるなら素晴らしいことです。しかし、無くても心配しないでください。一から教えてくれます。履歴書が白紙でも心配ありません。仕事は見つかります。それほどアルバイト探しは「容易」なのです。

3. 言語の壁は心配無用

もちろん、日本へ来たら多くの外国人が言語の壁にぶつかります。本当にどのように日本人はあんなに数多くの漢字を全て覚えているのでしょうか?練習からの定着が言語習得の近道ですけどね。しかし、日本語が喋れるようになるまで仕事が全く見つからないというわけではありません。日本語技能N5(日常会話レベル)で雇ってくれる仕事はあります。

N3ならどの飲食店でも応募できるはずです。N2なら多分どの職にも応募できるでしょう。(ただし、違法なものはNGですよ。)


バイトの探し方 – 簡単な方法

(言語能力に自信がない場合)

  • バイト探しのアプリケーションを活用しよう

キーワード:外国籍/留学生歓迎、初心者歓迎、言語レベル(あなたの自信に応じて)

  • 先輩におススメを聞こう

コネがあると話は早いですし、安心もできます。その為にはおススメを聞く先輩も信頼できる人でなければいけません。

  • 面接の準備をしよう

よく使うフレーズを覚えておきましょう。履歴書の準備をしましょう。そして、適切な服装を用意しましょう。(ラフすぎず、正装すぎず。)

  • 落ち着いて、明るく、笑顔で

自分のできることを正直に話しましょう。質問があればしましょう。(あまりにも自己PRをしすぎて、後で自分が困らないように!)

Hult Prize TIU -Sabrinaさんへのインタビュー

著者:Tin D.
編集者:Tin D.
翻訳者:Tin D.

このインタビューは英語で行われました。

Sabrina Tiffany Muhsin

四年生、経済学部

Hult Prize TIUの部長

取材の日:10月16日

Hult Prize TIU

Tin: 「さぁ、早速始めましょうか。まず、Hult Prize TIUは何か教えていただけるでしょうか」

Sabrina: 「Hult Prize とは、Hult ビジネススクールと国連の両方とパートナーを組み、国連が毎年出す課題に挑戦し、将来の社会起業家を創出するためのイベントです!」

動機

Tin: 「Hult Prize TIU を作った動機は何ですか。」

Sabrina: 「はい。えっと、きっかけは、実は、とある友達の記事が目に入ったからでした。その記事の中に、彼女のリージョナルコンテストに参加した情熱について書いてあって、自分も参加してみたいと思いました。そして、ウエブサイトを開き、申し込みました。その後、連絡が来て面接をすることになりました。正直に言うと、あの時はまだHult Prizeについて詳しくなかったのですが、なんとかなりました。」

テーマ

Tin: 「Hult Prize は年によって違うテーマが設定される、今年のテーマについて少し教えて頂いてもいいですか」

Sabrina: 「はい、質問をありがとう。今年のテーマは「Food for Good」です。学生たちは食料を通して、一つ、または複数の持続可能な開発目標(SDGs)を取り組みます。具体的に言うと、2030年までに、1千万人のに仕事を創出し、経済を刺激し、サプライチェーンを新たに創造し、生活を改善する必要があります。なかなか壮大なチャレンジだと自分も思います」

体験: 事務局 & 参加者

Tin: 「えっと、Hult Prize TIUは事務局と参加チームの二つのグループがあると思いますが、事務局の一人として、できるだけあなたの経験を教えていただけないでしょうか。例えば、楽しかったかとか、人事管理とか、皆と一緒にチャレンジを乗り越えたとか。」

Sabrina: 「もちろん!最初は100%モチベーションでしたが、途中で、頑張っても思うようにいかず、モチベーションが下がることもありました。最初は参加者を募集するのが大変でした。もともと2チームしかなく、でも最低10チームが必要でした。当初審査員探しも苦労しました。どこから始めるべきかすら分らなかった...。でも最終的には、少しずつ課題をクリアし、沢山のメンバーのサポートを頂けました。これから、どんどん前に進めると思います。」

Tin: 「なるほど、なるほど。面白いですね。まあ、一緒に楽しんでやって結果が良ければすべてよしですね。ついでに、参加チームの方の経験もよろしければお聞きしたいのですが。」

Sabrina: 「そうだね。実は最初の段階で、内容が曖昧だったからか、皆はちょっと困惑していました。彼らは多くの質問をしてきました。趣旨の部分はどうやって書くとか、フォームの記入仕方とか。彼らは情熱が確かにありましたが、事務局からの導きが足りなかったかもしれません。でも、だんだんポジティブになってきました。皆は活動的で、プロジェクトへの情熱を示してくれました。...。Hult Prize、即ちゼロからビジネスを考え出すことはちょっと難しいことだったと思います。」

トレーニングセッション

Tin: 「あ〜、よくわかります、その気持ち。しかし、Hult Prizeというプログラムは、起業するより、アイデアをシェアする方が大事なのでは?」

Sabrina: 「はい、全くその通りです!そんなに詳しいなら、Hult Prize TIUに入ってくれない?(笑)」

Tin: 「(笑)ご招待頂きありがとうございます。でも、課題がたくさんすぎてもう体がいっぱいいっぱいなんです。」

Sabrina: 「まあ、無理にとは言えないね。(笑)」

Jトラック と Eトラック の架け橋

Tin: 「ちょっと気になっていますが、東京国際大学では、Jトラック生とEトラック生が混じっていますが、Hult Prize TIUは日本語しか喋れない学生を募集する予定がありますか?」

Sabrina: 「現在、募集できるように頑張っています。二週間前に、Jトラックの学生に宣伝しました。今、参加チームの中に2名、事務局の中に1名となっています。確かに少ないと思う方が多いかもしれませんが、私たちには、かなり大きい成果です。今後も、Jトラックからの学生がもっと来るように祈っています」

バーチャルイベント

Tin: 「最近のコロナの状況によって、大部分のイベントはバーチャルに変更したらしいですが、Hult Prize TIUが困っている事はありますか?」

Sabrina: 「それはいい質問。ひとまず、一番大きいのはパッションが伝わりにくいことです。そして、審査員も私たちのアドバイザーにも直接に会えません。対面より、バーチャルの方が人と人の間に距離がある。もちろん、参加チームと事務局も。しかし、逆に良い点もある。今オンライン化になったから、各地の人々と繋がりやすい。...。彼らも交通費を出さなくてもいいし、イベントのための飾りも要らない。そういう視点から見ると、ポジティブな点も沢山ありますよ。」

Tin: 「なるほど。こういう経験談はとても勉強になります。」
Sabrina: 「いやいや、言い過ぎ(笑)。」

Sabrina さんからの一言

——「失敗してもいいですよ。気になった組織に入って、できる限り活動するのが良いと思います。学生時代は一回きりだと思うので、今のうちに沢山体験し、学びましょう。」——

TEDxTIU: 「Ideation」と「Design Thinking」についてのワークショップ

著者:有本未佳
編集者:Tin D.
翻訳者:Tin D.

TEDxTIU?

TEDxTIU は今秋に学内で設立されたサークルです。(※)2021年5月より大学の強化クラブになりました。

皆さんはご存じかもしれませんが、「TEDx」とは、各地のコミュニティにおいて、公平・非営利で、独立したTEDx〇〇の組織を運営し、「TED」の理念を世界中に広めるプログラムです。TEDxTIUでは、「広めるべきアイデア」をお届けするプラットフォームを作り、イベントやワークショップなどを行っていきます。


Brittany Arthurとのワークショップ

時間:2020年10月7日(水)、20時 JST

この日にTEDxTIUの初めてのワークショップが行われました。

Brittany ArthurさんはDesign Thinking Japanの創設者でBussiness Karaoke Podcastのホストとプロデューサーを務めています。

彼女が提供してくれたワークショップは「Ideation」と「Design Thinking」の概念について、その理解を促進するためのものでした。私を含め、参加者数は21名で、様々な国籍とバックグランドを持つ人たちでした。


ワークショップの流れ

1. アイスブレイクのチャットボックス

アイスブレイクが始まり、私たちはZoomのチャット機能を使って互いのSNSアカウントを次々に教え、お互いをフォローして繋がりました。Brittanyさんによると、「繋がり」はすごく大事なことだそうで、とくに家の外の世界での繋がりは重要とのこと。彼女の言うその意図を理解し、私は他の人々をフォローしました。他の参加者も同じことをしていて、なかなか新鮮な風景でした。

2. Ideation と Design Thinkingの始点

その調子でメインの概念が説明されていきながら、私は「Design Thinking」を効率的にするには、「共感」が必須であることを学びました。彼女は例も出してくれました。もしあなたが製品を開発、または製品を改善するとしたら、何に頼りに行動を取り始めますか?あなた個人の製品に関する知識か、またはお客さんからの視点・経験か?良い答えは後者でしょうですから、「共感」は「Ideation」と「Design Thinking」の始まりです。。

3. 運用のアクティビティ

そのあと、Brittanyさんはこの知識を、実際に活用するケースを紹介してくれました。サークルに参加することに緊張している学生はどのようにサークルに参加できるか、そしてそのサークルで馴染むことができるか、というケースでした。まずは、その学生と共感する必要があるとなりました。その学生には何が見えるか、何が聞こえるか、何を考えているか、どういう気持ちだったか、四つの項目に分けられました。参加者の皆さんと意見をシェアしましたが、その時の皆さんの回答は、将来TEDxTIUのメンバーを募集する時に使えそうなものでした(これは少し驚きでした!)。

閉幕の時の写真です

皆さんからの感想

Brittanyさんの素晴らしいプレゼンテーション力のおかげで、このワークショップは非常に楽しいものとなり、みんな積極的に参加することができました。彼らのコメントの一部を紹介します。

「このセッションは非常に面白く、役立つ情報が満載でした。共感を通してアイデアを思いつくところは特に。このようなイベントを今後も楽しみにしています!」

「共感のところは特にいいと思いました!心理学についての読書が好きな私は、こういうアプローチをとても気に入りました!」

TEDxTIUの初めてのワークショップは成功で何よりでした。情報が満載で面白くて、新しい出会いもできました。このサークルのこれからの成長が楽しみです。このイベントを実現させてくれた人たちへ、ありがとうございました!

CGでのインターン 、SAKIより

著者:有本早希
編集者:Tin D.
翻訳者:Tin D.

私について

私はSAKIです。3年生で経営経済学部に所属しています。今まではキャンパスグローバリゼーション(CG)チームで3学期間活動してきました。現在、ミドルスタッフを務めています。学外では、3つのインターンシップを体験していましたが、それらのチャンスを獲得できたのはきっと私がCGの活動をしていたからだと思います。

2019の秋、CGチームの写真;私は小さなインターンの一人、左から二人目。

CGインターンになる前は、CGのことをあまり知りませんでした。実は、応募期間中の説明会でCGの存在を初めて知ったと思います。あの時の私(今も)は動画作成に興味を持ち、SNSをよく使い、語学力の条件を一応満たしていたから、これは「より活動的になり、学校の課外活動に関わるためのいい機会になるのでは?」と思いました。


キャンパスグローバリゼーションとは?

今、あなたの中で、「このチームはなんだ?」という疑問が浮かんでいるかもしれません。東京国際大学には、キャンパス内でお給料が出る、Student Leadership Internships (SLI)というプログラムがあります。そして、キャンパスグローバリゼーションとはそのプログラムの中のチームの1つです。私達は9人のバイリンガルの集まりで、私達の目標はJトラック生とEトラック生の間の絆を育み、学内をよりバイリンガル化することです。その目標を達成するために、5つのタスクに取り組んでいます。それらは、ワークショップ企画、SNS管理、ビデオプロジェクト、翻訳プロジェクト、及び学生によるプロジェクトです

1. ワークショップ企画

毎学期、私たちは三つの言語交換のワークショップを行います。TIUコミュニティと関係があれば、トピックスは自由で企画者次第です。全部、英語と日本語の両方を使用してもらいます。こうやって、バイリンガルの学生たちは互いに出会うだけではなく、大事な問題について深く話し合えます。

私が行ったワークショップのポスター;最新のものは右から

初めてのワークショップは今でも覚えています。私はあの頃は特に緊張しやすく、内向的でした。自分の語学力にも不安を抱いていましたが、そのワークショップのおかげで、私は自信を持てました。文法に間違いがあっても、言いたいことが伝わりさえすれば、それでいいと思えるようになりました。もちろん、正しい文法を使うのは大事ですが、たまに忘れてしまう時があって当り前で、別にこだわる必要がないってこと。ワークショップをいくつか行って、だんだん緊張感がなくなり、ほかのイベントも行えるようになってきました。本当にこんな機会をくれたCGに感謝の気持ちで一杯です。

2. SNS管理

tiu_sliのインスタグラムアカウントの管理もCGの役目の一つです。校内のイベントの情報を発信するために、他のチームのコンテンツの投稿を調整するだけではなく、キャプションの翻訳もします。

このタスクはマーケティング系の仕事を目指す人に丁度いいと思います。東京の広告代理店でのインターンを申し込んだ時に非常に役に立ち、おかげで採用されました。自分もよくSNSを利用しているので、こういうタスクは個人的に結構楽しいです。

3. ビデオプロジェクト

私たちは動画も作りますよ。SLI応募時期にほかのチームとコラボとか、歓迎メッセージの動画とか。高田馬場オフィスと協力して、キャリアセンターの動画を作ったこともあり、また、E-Track Academic Affairs Officeの動画の編集もします。CG専用の道具もありますが、最近のプロジェクトでは、オンラインに移行し、ほとんど家で作業したり、編集を沢山したりするんです。多種多様な動画編集ソフトとプロの編集者と接するいい機会になると思います。

高田馬場のオフィスとコラボレーション

4. 翻訳プロジェクト

CGの中では、このタスクは一番シンプルかもしれません。TIUの様々なオフィスからの書類を翻訳するだけです。給料をもらいながら、翻訳の腕をアップしたい人にはピッタリだと思います。

5. 学生によるプロジェクト

これはかなり新しいものです。アドバイザーのサポートのもと、私たちはTIUコミュニティをよりグローバルにするアイデアを思いつき、実施することが可能です。実際には、このウェブサイトもこの新しいプロジェクトの一つです。活動的で行動力があれば、CGインターンとして新しいことを始められます。

自分の体験

上記のタスク・プロジェクトから、私は沢山の経験とスキルを身につけられました。その上、私がメンバーである他の組織でもCGで学んだスキルを活用できています。才能のあるチームメンバーと一緒に動くことで、この経験がより楽しくより面白くなると思います。そういうメンバーと接するチャンスは普通はあまりないと思うので、すごく感謝しています。プロジェクトがたくさんで大変な時があっても、皆の力で全部乗り越えられると、私は思います。


最後に...

CGの印象的なロゴ

今でも「CGはなに?」と聞く人が沢山いて、私(ほかのメンバーも)は何回も説明しましたが、結局のところ、私はこう思います。

ほかのチームと比べて、CGはあまり表に出てこないので、私はCGを「裏方の人」と呼びます。 

でも、それは、人前に出るのが苦手でも、専門的な知識とコミュニケーション能力を持っていてもっとスキルアップしたい人にはとてもいい場所です。私もそうでしたから。CGは担当することが多いので、かなりユニークなインターンシップだと思います。これからさらなるチャレンジが待っているかもしれませんが、CGでの体験は貴重なものであり、学生の皆さんにお勧めします。