ライター:Theo F.
編集者:有本早希
翻訳者:ことこ
注:写真はすべてコロナ前に撮られたものです。
U.G.G.は、ここ東京国際大学に設立された課外活動のクラブで、さまざまな背景から来たダンス愛好家が多く集まる場所です。ヒップホップからファンキーなロックまで、さまざまなスタイルで知られています。Shinzuiさんにとって、ダンスはストレスを解消したり、楽しい時間を過ごすことができる活動です。

U.G.Gをより知るために、中国・韓国出身で国際関係学を専攻しているShinzuiさんをインタビューしました。U.G.G.とは、「Under Ground Groovers」の略で、これまでに数多くの大会に参加し、さまざまな舞台でパフォーマンスを行ってきたグループらしいです。過去の活動をいくつか挙げると、U.G.Gは毎年恒例の春ダンスコンテスト(東京都江東区)で他の大学からのグループと競い合ったりしたとShinzuiさんは述べた。毎年6月に吉祥寺(東京都武蔵野市)のスタジオを借りて活動したり、夏には全国各地に出かけ、夜遅くまで踊ったり、異国の料理を楽しんだりしていました。そして、年末には、卒業するメンバーのためのパーティーを開催しました。このように、U.G.Gはキャンパスで最も活動的で楽しいクラブの一つとしてよく知られています。
話している間に、Shinzuiさんは、実は長い間、そのダンスクラブで唯一の外国人メンバーだったことを明かしてくれました。好奇心旺盛な私は、彼に話を聞いてみることにしました。

U.G.Gの練習を覗き見
Shinzuiさんは1年生の時、大学の吹奏楽部に入りたいと思っていました。しかし、定員オーバーのため、入部が叶いませんでした。課外活動のオリエンテーションに参加した後、Shinzuiさんは第2希望のU.G.Gに挑戦しようと考えましたが、そこには文化の違いとダンスの未経験という2つの壁が立ちはだかっていました。Shinzuiさんは日本語を話すことができましたが、文化の違いによって会話を交わしたりすることは難しかったようです。また、Shinzuiさんと違って、当時のメンバーはほとんどダンス経験者でした。欠点を克服するために、彼は日本語能力を高め、練習を重ね、気さくな先輩たちにアドバイスを遠慮なく尋ねました。その結果、自然に会話もダンスも上手にできるようになりました。
Shinzuiさんによると、U.G.Gに参加したE-Trackの学生が、言葉の壁を越えられず、しばらくして辞めてしまったことがあったそうです。Shinzuiさんは、「外国では自分を受け入れてくれることを待つのではなく、その国の習慣を取り入れるべきだ」と強調しました。彼は、楽しい時間を過ごせるように、自分の居心地の良い場所から一歩踏み出し、努力することは悪いことではないと考えています。
先週、駅で日本人の友達たちと一緒にいるShinzuiさんに偶然に会いました。彼はきっと、努力を続け、自分の時間を楽しんでいることでしょう。
U.G.Gは毎週月・水・金曜日の16:40~19:00に314教室で活動しています。興味のある学生の方は、ぜひ体験しに来てください。ShinzuiさんのInstagramは@jangjinseo0、U.G.Gは@ugg_official_tiuでフォローしてください。