TIU模擬国連を覗いてみましょう!

著者:有本未佳
編集者:Tin D.
翻訳者:Blazee

皆さんは国連をご存知かと思います。世界最大級の組織であり、国と国との間に建設的な議論を促す場の一つです。しかし、「模擬国連」とは何かご存知ですか? TIUが誇る強化クラブである「TIU Model United Nations」(略して「TIU MUN」)の活動を覗いてみませんか。国際関係を専攻する4年生、そして、このクラブの会長でもあるニムロッド・パーションさんの視点から見てみましょう。

活動

TIU MUNは、国連の仕組みのシミュレーションを行う学術的な課外活動です。ニムロッドさんによると、国際的な問題、人権、気候変動などについて議論し、その解決策を探るクラブです。このようなテーマについて研究を行い、見解論文や討論を通じて話し合うので、彼らの主な活動は会議を開くことです。今まで日本大学MUN、英語MUN、全日本MUN、インドネシアMUN、ハーバード・ワールドMUNなど、さまざまな模擬国連大会に参加してきました。賞を取ったこともあります!2018年に大学から「理事長特別賞」を受賞することができ、このような活動ができることに大変感謝しています。

ほとんどの場合、会議は約1週間の期間行われ、現役メンバーが新しいスキルを学ぶため、専門家、教授、元MUNメンバーによるワークショップも開催しています。これらのスキルは、MUNのメンバーとしてだけではなく、将来のキャリアにも役立ちます。ほとんどはメンバー限定の会議ですが、場合によってはメンバー以外の人も参加できます。非会員向けに開かれたワークショップもあります。

構成

TIU MUNには3つのメンバー区分があります。一つ目は「執行部」です。執行部に会長(ニムロッドさん)と2人の副会長がいます。会長と副会長はクラブ全体のチームをリードして、物事がスムーズに進むようにします。二つ目は「役員」です。役員はクラブメンバーを繋げる重要なメンバーです。会議を開催したり、ワークショップを行ったり、メンバーのために楽しいクラブイベントを企画したりします。最後の区分は「会員」です。会員は活動に積極的に参加します。確かに上下ある組織でありますが、メンバー同士がお互いをよく知っているので、雰囲気に緊張感は無く、非常にリラックスできるものです。普段のミーティングではTIU MUNは「家族」みたいだと言われています。

最近の動向

コロナの影響により、最近の活動は 「Discord」というオンラインプラットフォームで行われています。「Discord」はグループのため、様々なカテゴリーのチャンネルで容易にコミュニケーションをとることができます。会議の企画や模擬総会など、本格的で真面目なカテゴリーもありますが、それ以外にも一般的なチャット、インターネットミーム(memes)、動画のようなカテゴリーもあります。こうやって、メンバーたちが楽しみながらお互いを知ることができます。その結果、ニムロッドさんによると、容易にコミュニケーションができるのでメンバーの距離が縮まったそうです。

読者へのメッセージ 

「個人的な経験ですが、TIUでの生活は当初、友達が少なく、いたとしても十分に親しくなれませんでした。授業に出て家に帰るのが当たり前で、孤独を感じていました。でもMUNに巡り合い、それまでと全然違う体験ができました。僕は、MUNが単なるアカデミックな課外活動で「常に議論している」ものだけではないとすぐに理解しました。クラブには様々なタイプの人がいて、誰もが異なる考えや視点や経験を持っており、思いもよらないような新しい人と出会う絶好の環境だと思います。TIU MUNは、教室ではない場で友人を作れる、素晴らしいプラットフォームです。特に最近ではコロナで大学に行くのが減ったため、会話の場が少なくなっています。Zoomクラスのセッションが終わると、それだけで一日が終わります。一人で寂しい思いをすることになりがちです。このクラブでは、授業と授業の間のミニブレイクタイムとなると言えるでしょう。「Discord」でお互いの調子や授業がどうだったかを話すことができます。そんなたわいもない話も、素晴らしい経験です。そして、新しい友達もできます。

私は絶対に人々にTIU MUNに参加することを勧めます。たくさんの楽しみが詰まっていることを約束します。」

TIU MUNは学期の初めにメンバー募集を行っています。メンバー以外の学生も、クラブの様子を見るために見学に来ることも大歓迎らしいです。詳細はMUNのFacebookページでぜひご覧ください。