著者:有本早希
編集者:Vi
翻訳者:Hang
就職活動は在学生の多くが越えなければならない壁です。そんな学生の皆さんの挑戦に対し、少しでも、お役に立てればと思います。
1月に、TIU EAA(TIU Eトラック同窓会)は大学院進学を希望する学生のためにウェブセミナーを行いました。また、2月5日には、ウェブセミナー第二回を行いました。今回のテーマは日本の就職全体像と人事部の採用プロセスでした。
卒業後の就職先を探している方々にとって、この記事には多くの有益な情報が詰まっています!

Eトラック同窓会会長 Bastian Harthさんがメインスピーカーを務め、ウェビナーゲストとして、リクルーティング企業をお招きしました。
- 管理担当Benjamin Cordierさん
- 人事・総務担当・Simon Elsomさん
- タレントアクイジション・トレーニング担当Sarah Onishiさん
人材紹介コンサルタントの役割
冒頭は企業の背景説明から始まりました。Cordierさんは、募集会社と応募者を繋げる人材紹介コンサルタントの役割について強調しました。会社自体が利益を得るだけではなく、就職希望者が自分に見合った職を見つける事で、彼ら自身のキャリアの発展と成長に貢献することができるのです。
日本の雇用市場
Elsomさんは日本の就職市場は外国人の採用に前向きであると発言しました。人材を募集をしている会社は、以下の特徴的なことを、よく採用条件として見ているようです。
1.優秀な成績
多くの日本の企業は応募者の学業成績、論文、履修科目等、全体的のアカデミックパフォーマンスを見ます。
2.日本語能力
JLPTのN1レベルが望ましいですが、BJT(ビジネス日本語能力テスト)を主に求めている会社も増えてきています。
3.文化の知識力
候補者が文化を超えて仕事をする能力を持ち、色々な国の企業と深い関係を築くことができるなら、非常に有益です。
Cordierさんは、日本労働人口の減少により、外国人労働者、特に今後10年間で高度な技能を持つ人が、ビザを入手し易くなるであろうと主張しました。
日本で仕事するチャンスを手に入れたいなら…
ビザを得るチャンスも増えていくという事ですが、仕事の競争率は高いので、履歴書を目立たせるように準備をする必要があります。Elsomさんによると、多くの面接結果は10秒で決まるとか。
このウェビナーで講演者とTIUの学生を含む80人の参加者の間で素晴らしディスカッションをすることができました。卒業生、または未来の卒業生は、専門家の意見を吸収し、就職活動レースの頂点に立つでしょう。
ウェビナーを見逃した方はこちらのリンクから見られます!
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