著者:有本未佳
編集者:Tin D.
翻訳者:Tin D.
TEDxTIU?
TEDxTIU は今秋に学内で設立されたサークルです。(※)2021年5月より大学の強化クラブになりました。
皆さんはご存じかもしれませんが、「TEDx」とは、各地のコミュニティにおいて、公平・非営利で、独立したTEDx〇〇の組織を運営し、「TED」の理念を世界中に広めるプログラムです。TEDxTIUでは、「広めるべきアイデア」をお届けするプラットフォームを作り、イベントやワークショップなどを行っていきます。
Brittany Arthurとのワークショップ

時間:2020年10月7日(水)、20時 JST
この日にTEDxTIUの初めてのワークショップが行われました。
Brittany ArthurさんはDesign Thinking Japanの創設者でBussiness Karaoke Podcastのホストとプロデューサーを務めています。
彼女が提供してくれたワークショップは「Ideation」と「Design Thinking」の概念について、その理解を促進するためのものでした。私を含め、参加者数は21名で、様々な国籍とバックグランドを持つ人たちでした。
ワークショップの流れ
1. アイスブレイクのチャットボックス
アイスブレイクが始まり、私たちはZoomのチャット機能を使って互いのSNSアカウントを次々に教え、お互いをフォローして繋がりました。Brittanyさんによると、「繋がり」はすごく大事なことだそうで、とくに家の外の世界での繋がりは重要とのこと。彼女の言うその意図を理解し、私は他の人々をフォローしました。他の参加者も同じことをしていて、なかなか新鮮な風景でした。
2. Ideation と Design Thinkingの始点
その調子でメインの概念が説明されていきながら、私は「Design Thinking」を効率的にするには、「共感」が必須であることを学びました。彼女は例も出してくれました。もしあなたが製品を開発、または製品を改善するとしたら、何に頼りに行動を取り始めますか?あなた個人の製品に関する知識か、またはお客さんからの視点・経験か?良い答えは後者でしょう。ですから、「共感」は「Ideation」と「Design Thinking」の始まりです。。
3. 運用のアクティビティ
そのあと、Brittanyさんはこの知識を、実際に活用するケースを紹介してくれました。サークルに参加することに緊張している学生はどのようにサークルに参加できるか、そしてそのサークルで馴染むことができるか、というケースでした。まずは、その学生と共感する必要があるとなりました。その学生には何が見えるか、何が聞こえるか、何を考えているか、どういう気持ちだったか、四つの項目に分けられました。参加者の皆さんと意見をシェアしましたが、その時の皆さんの回答は、将来TEDxTIUのメンバーを募集する時に使えそうなものでした(これは少し驚きでした!)。

皆さんからの感想
Brittanyさんの素晴らしいプレゼンテーション力のおかげで、このワークショップは非常に楽しいものとなり、みんな積極的に参加することができました。彼らのコメントの一部を紹介します。
「このセッションは非常に面白く、役立つ情報が満載でした。共感を通してアイデアを思いつくところは特に。このようなイベントを今後も楽しみにしています!」
「共感のところは特にいいと思いました!心理学についての読書が好きな私は、こういうアプローチをとても気に入りました!」
TEDxTIUの初めてのワークショップは成功で何よりでした。情報が満載で面白くて、新しい出会いもできました。このサークルのこれからの成長が楽しみです。このイベントを実現させてくれた人たちへ、ありがとうございました!